ー昨年、大阪市立大学大学院生活科学部でソーシャルワークにおける権利擁護・生活支援について
研究をされている鵜浦直子先生を講師に招き、成年後見人制度についての研修会を行いました。
参加してくれた学生のoさんからの研修レポートです。ー
●成年後見制度とは
認知症、知的障害、精神障害などによって物事を判断する能力が十分でない方について、
本人の権利を守る援助者を選ぶことで法律的に支援する制度だそうです。
講師の鵜浦先生ご自身の経験や、実際の事例などの話をうかがうことができ、
具体的なイメージを持って学ぶことができたのでよかったです。
●それを受けての感想や、自分の活動の中で活かせそうなこと
成年後見制度という言葉自体も知らなかったのですが、
研修を受けて制度の存在を知ることができました。
制度を知ることによって、じゃあその制度を受けている人はどういう背景があるのか、
どういう支援を必要としているのかをもっとわかりやすく考えられるのではないかと思いました。
そして、成年後見制度の課題の一つにもあった本人の意思をどう尊重するのか、ということは、
制度にかかわらず、とても大事なことであると思いました。
また将来、本人の意思はどこにあるのか、利用者さんと一緒に考えたり、
物事を行ったりすることを意識して活動したいと思いました。
●oさん自己紹介
立命館大学のOと言います。
み・らいずでは1年以上活動しています。
放課後等デイサービスみーと、児童発達支援みーとのボランティアとして活動を始めました。
スタッフさんからの声かけや、自分自身もっといろんな活動に参加してみたいと思うようになり、
遊ぶ事業部のたかつきでガイドヘルパーとして活動に参加するようになりました。
今はすみのえの活動にも参加しています。