今回は、遊ぶ事業部で活動している関西大学のTさんに、ガイドヘルパーの1日についてお話を聞いてみました!
私は現在、「遊ぶ事業部」のガイドヘルパーと「暮らす事業部」のホームヘルパーの活動をしています。
大学での授業にみらいず2のスタッフさんが広報に来られ、初めてガイドヘルパーの活動を知りました。
大学生になり「何かしたい!」と思っていたので、「1000円で資格取れるし受けてみよう!」
「何か楽しそうだな」という思いからガイドヘルパー講座を受講しました。
実習で利用者さんと1日お出かけを共にして、「やっぱり楽しい!」
「もっとたくさんの利用者さんとお出かけしたい!」と思い活動を始めました。
最初は利用者さんと1対1のお出かけなので、
「利用者さんと上手くコミュニケーションを取れるかな?」などと不安なこともありました。
でも、利用者さんとお出かけをすることがとても楽しく、不安なことも減っていきました。
分からないことがあってもスタッフさんに相談できたり、
研修会でヘルパー同士話せる機会があったりと安心して活動できています。
そんなガイドヘルパーの活動を紹介していただこうと思います!
少しでも活動のイメージが湧いてもらえると嬉しいです。
この日は10代後半の女性の方とのお出かけです。
久しぶりにお会いしました。
10:00 利用者さんの自宅にお迎え
利用者さんとお会いし、挨拶を交わします。
ご家族から行き先や連絡事項をお聞きし、お出かけが始まります。
この日はプラネタリウムを鑑賞することがメインで、他の時間は図書館へ行ったり
買い物をしたりして過ごすとのことでした。利用者さんと話しながら駅へ向かいました。
10:30 目的地周辺に到着
まず、図書館で予約していた本とCDを借りられました。
次に買い物をするということで100円ショップとスーパーに行きました。
電卓を使って一緒に計算をしながら買いたい物を選びました。
精算時は「100円玉○枚、10円玉○枚」などと利用者さんが分かるように
声かけしながら行いました。
ヘルパーにもおやつのアイスを「これね!」と選んでくださり、
外のベンチで一緒に食べました。
12:00 昼食
サイゼリヤで昼食を食べました。それぞれ好きなものを選びお腹いっぱい食べました。
13:30 プラネタリウム鑑賞
プラネタリウムは利用者さんも楽しみにされていました。
鑑賞後も「面白かった!」と言っておられました。
その後、帰るまで時間があったので、利用者さんが大好きな毛糸のポンポン作りをしました。
利用者さんの好みに合ったものが作れたら「ワンダフル!」と喜んで下さり、
私もとても嬉しかったです!
16:00 帰宅
帰りは話をしながらゆっくり歩きました。
利用者さんが「次のお出かけは○○に行くの!」と言っておられ、
ヘルパーとお出かけに行くことを楽しみにされていることが感じられました。
とても嬉しく、私も「また一緒にお出かけしたいな!」と思いました。
ご自宅に到着し、ご家族に1日の報告をして終了です。
このお出かけは一例で、利用者さんによってお出かけ場所や内容は様々です。
私自身、色々な場所に行くことができて本当に楽しく活動しています!
最初は誰でも不安だと思いますが、色んな利用者さん、スタッフさん、
他の学生に出会い活動していく中で慣れることができ、やりがいを見つけられると思います。
初めにお伝えしたように、私はホームヘルパーとしても活動しています。
最近は20代前半の方の身体介護や入浴介助によく入らせていただいています。
活動する中で人の”暮らし”に密接に関わり、家で暮らすことの大切さをとても感じます。
また、利用者さんの介助をさせていただいていますが、
その支援がご家族の助けにもなると考えられ、さらにやりがいを感じます。
ホームヘルパーは利用者さんのご自宅でゆったりと過ごしながら活動することができます。
ガイドヘルパーは利用者さんと色んな場所にお出かけでき、
ホームヘルパーは家でゆったりと過ごしながら活動ができるというように、
それぞれ違った視点で考えつつ、楽しむことができます!
ぜひ、ガイドヘルパーやホームヘルパーの資格を取得して、一緒に楽しみましょう!