気持ちを受け止め、一緒に考えます
不登校やひきこもりの状態にある子どもや若者が、中学校卒業後に社会から孤立してしまうことを防ぎ、それぞれに合ったつながり先を持つことができることを目指します。他者への信頼や自分自身の将来への希望を持ち、今後の可能性を広げる機会を一緒につくります。
まずはご家族だけでの相談も可能です。ご本人もご家族も、今の不安や悩みを吐き出せるよう、安心できる関係づくりから始めます。
不登校状態にある中学3年生は、中学卒業後に社会とのつながりがなくなるリスクが高くなります。卒業後にひきこもりが長期化しないよう、中学校に在籍している間に介入し学校とのや教育相談機関とも連携し、ひきこもりの未然防止に努めます。学校を卒業・中退した後も、引き続き相談対応を行い、サポートを継続します。
まずは家族だけで来所相談したい、本人と会ってほしいので自宅に訪問してほしい、なるべく自宅から近くの場所なら本人が出られるかも、そのような個々の状況に合わせて、社会福祉士、精神保健福祉士などの専門相談員が相談に応じます。安心して相談や活動ができる、よりよい方法を一緒に考えます。
家庭内の関係の緊張感をほぐすために、専門相談員を入り口に他の社会資源との出会いをつくります。家族も社会もお互いを知っていくことで、風通しが良くなり、本人や家族が現状をマイナスととらえて社会に隠したくなる空気を変えていくことを目指します。
不登校やひきこもりという状況や背景の理解、コミュニケーション方法の理解、多様性を受容していくための取組みなど、外部の支援機関等とも協力をしながら様々な発信を行っていきます。
尼崎市内に住む15歳から29歳の不登校・ひきこもり状態にある子ども・若者
尼崎市内
尼崎市委託事業