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み・らいず2ブログ

堺市北区にある未就学児・小中高生向け療育。少人数クラス制。 大阪メトロなかもず駅・南海高野線中百舌鳥駅より徒歩2分。 児童発達支援では、発達がゆっくりな子どもたちに、小学校に楽しく通うための療育を行っています。 放課後等デイサービスでは、発達障がいの子どもたちに、SSTを通して社会性を身につけるサポートをしています。

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以前の記事ではお子さんの行動場面の切り替えには「ストーリー」を作るということをご提案しました。
ただし、気持ちの盛り上がり方にも個人差があります。今回はそのことについて考えてみたいと思います。

【他の人との共有が難しいということ】

巡回相談員として保育実践に携わってこられた浜谷先生は、定型発達のお子さんと比較してダウン症のお子さん、自閉症スペクトラムのお子さんそれぞれの時間経過に対する気持ちの盛り上がり方について下のグラフのように示されています。

定型発達のお子さんが盛り上がり、終息していくときに、ダウン症のお子さんは気持ちが上がってきたり、自閉症スペクトラムのお子さんの場合はその活動が終わってからしばらくしてから盛り上がってくるというようなことがあると指摘されています。

確かに、私も、自閉症スペクトラムのお子さんがいる保護者さんから「運動会の練習中や本番はパニックだったのに、終わってから運動会のお遊戯をしている」という話を聞いたことが何回かありました。お子さんそれぞれの気持ちの盛り上がり方の違いはどこにあるのでしょうか。

浜谷先生はその要因として、他の人と物事を共有する「共同注意」の難しさを挙げておられます。他の人と物事を共有するということが難しい自閉症スペクトラムのお子さんの場合、自身の感情を他者と分かち合うということで起こる気持ちの盛り上がりや、区切りが入りにくいということがあるかもしれません。

【かかわる大人が心掛けていたいこと】

前回と今回、場面の切り替えが難しいということについての要因、特にお子さんの「気持ち」に焦点を当てて考えてみました。スケジュールなどのツールを使って見通しを立てて準備をしていくということはもちろん大切ですが、それぞれのお子さんの気持ちに寄り添いながらかかわっていくということが、まずは重要ではないでしょうか。

そのためにはかかわる保護者の方や、支援者自身も気持ちの余裕がなければそのようなかかわりはできません。お子さんの気持ちに寄り添うためにも、まずは保護者の方や支援者自身のメンタルケアが大切です。

<参考文献>
浜谷直人(2013)「保育実践と発達支援専門職の関係から発達心理学の研究課題を考える
-子どもの生きづらさと育てにくさに焦点を当てて-」『発達心理学研究』24 4 p484-494


4月から、新しい環境になるお子さんもたくさんいると思います。
保護者もそれに伴い、心配ごとも増えると思います。
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