み・らいず2

み・らいず2ブログ

2020.03.13 up

堺市北区にある未就学児・小中高生向け療育。少人数クラス制。 大阪メトロなかもず駅・南海高野線中百舌鳥駅より徒歩2分。 児童発達支援では、発達がゆっくりな子どもたちに、小学校に楽しく通うための療育を行っています。 放課後等デイサービスでは、発達障がいの子どもたちに、SSTを通して社会性を身につけるサポートをしています。

み・らいずスクールのウェブサイトはこちら


■ 場面の切り替えが難しい…

そんなお子さんについて、保護者の方からご相談をお受けすることがあります。

「遊びに夢中で、ご飯を食べない…。」
「何か気になるものがあって、朝の準備を進められない…。」

など、保護者の方はお子さんの対応にご苦労されています。
そんな時、どのようにお子さんに関わればいいのでしょうか?

■ 次の予定が理解できていないのか?

その日の予定や次にやることを、前もって、お子さんが理解しやすいように視覚的に伝えるのも方法の一つです。
もうひとつ大切なのは、お子さん自身の「気持ち」の切り替えです。

■ わかっちゃいるけど、やめられない

そもそもわかっていても、それを終えて次の行動を起こすというのは難しいものです。

例えば毎週楽しみにしているドラマが始まってから40分経ち、いよいよクライマックスになってきました。
そんなときに、親から「早くお風呂にはいりなさい」と言われたとき、「はーい」と言いながら、まだテレビに夢中。

もう一度「いい加減に、お風呂に入りなさい!」と言われて、「あと10分待って!」と言う。
親はそれを聞いて「もう…じゃあ10分経ったらね」と引き下がる…。

こんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。
「お風呂には入らないといけない」とはわかっているが、ドラマのエンディングが気になっていると「やめられない」というケースです。

「お子さんの場面の切り替えが難しい」という状況もこれに似ているのはないでしょうか。
幼児期にはまだ「時間」という感覚は十分に育ってはいません。

また、自分の気持ちをことばを使って表現することも上手にはできません。
なので、子どもから「10分待って」などとは言うことはありません。

では、遊びの「ストーリー」はどうでしょうか?

■ 子どもの遊びに「ストーリー」を作る

お子さんが没頭している遊びにも実は「ストーリー」があります。
「この積み木を3個重ねたい」
「このぬいぐるみを並べたい」

など、お子さんは言葉にはしていませんが、幼児期にもそんな気持ちの動きがあります。

積み木をしているお子さんには
「あ、上手に2つまで積み重なったね。3つ重ねられたら、拍手しておしまいにできるかな」

ぬいぐるみを並べているお子さんには
「たくさん並べられたね~。うさぎさんを最後に並べたら、『みんなでいってらっしゃーい』ってバイバイしてあげようね」
など。

お子さんの遊びのストーリーにエンディングを作ることで、気持ちの区切りが入るきっかけを作ることができます。

気持ちの区切りを作ってからは、次の行動への期待感を作ります。
「さあ、今日のご飯はハンバーグ!上手に手を洗っていっぱい食べようね」
「さあ、今日の保育園では何して遊ぶ?お着換えひとりでできるかな~?」

次の行動に向けて、今度はオープニングの始まりを伝えます。

■ 気持ちの盛り上がりにも個人差がある

今回は場面の切り替えにおいて、保護者の方がストーリーを見極め、作るというご提案をしました。
ひとつの方法として、参考にしていただければ幸いです。

気持ちの盛り上がりには個人差があることもあります。
それについてはまた別の記事でご紹介できればと思います。

<参考文献>
浜谷直人(2013)「保育実践と発達支援専門職の関係から発達心理学の研究課題を考える
-子どもの生きづらさと育てにくさに焦点を当てて-」『発達心理学研究』24 4 p484-494

お問い合わせはこちら

み・らいずスクール(児童発達支援/放課後等デイサービス)
〒 591-8023 堺市北区中百舌鳥町2‐104 なかもず駅前ビル501・502
TEL:050‐5840‐3110
Email:school@me-rise.com

採用情報 ページの先頭までスクロール