み・らいず2

研究ノート

先日、当法人を取材いただきました。

「相談を待っているのでは遅い。子どもの頃から関わりを持って課題を未然に防ぐ。これからの『み・らいず2』は”予防支援”に注力する。」

素敵な記事で、実践研究所についてもご紹介をしていただいたのですが、今回はこの”予防支援”について考えてみたいと思います。

私たちは「予防」ということをどんな時に使うでしょうか?
風邪の「予防」、「予防」接種…など、「予め防ぐ」ということであり、風邪にならないように、大きな病気にならないようにという意味がそれぞれあります。

風邪の予防を例にとってみましょう。手洗いやうがい、睡眠をしっかりとったり、
バランスのよい食事をとったりすることで風邪のウィルス自体から身を守ったり、
たとえウィルスが入っても免疫の高い身体を作っておくということが予防になるでしょう。



み・らいず2が行う”予防支援”とは

では、私たちが行う”予防支援”とはいったい何か?
それは本当は活躍する力も思いも持っているのに、
社会に参加することが困難になってしまうことを、未然に防ぐということです。

具体的にいえば、経済的に困窮していたり、障がいがあることによって、
働いたり地域で暮らしていく際の選択肢が少ない、あるいは無い状況になることを防ぐということです。

私たちが大事にしたいのは、出会っている人たちに様々なサービスを提供する上で
「自分は大事にされる存在だ」と実感してもらえるための関係づくりや経験をすること。
それが風邪の予防でいうところの「免疫力をあげる」ことになると私たちは考えています。

しかしながら、これは私たちの中ではまだ「仮説」の段階であり、
もっといえば予防するためには原因となる「ウィルス」についても
検討していかなければなりません。

この予防支援の効果について、今後私たちは日々の実践を丁寧に検証しながら
研究していきたいと考えています。

福祉や教育の研究者や実践者の皆さんとともに進めていきたいと思いますので、
ぜひご協力いただければ幸いです。 (松浦 宏樹)
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